Q02 どうして熱が出るの?

細菌やウイルスから体を守っているためです

体温は普段、脳の体温調節中枢によって一定に保たれています。しかしウイルスや細菌などが体内に入り込むと、体は次の流れで発熱を起こします。

1.異物を攻撃……血液中の白血球がウイルスや細菌を攻撃。同時に白血球が、細胞間の情報伝達物質サイトカインを産生。
2.体温調節中枢を刺激……サイトカインが脳の体温調節中枢を刺激することで、体全体に、体温を上げる指令が伝わる。
3.体温が上昇……血管が収縮して汗腺が閉じ(鳥肌)、筋肉を震わせて(震え)体温が上昇。
そして体温を上げることで、次のようにして体を守ります。

●病原菌の増殖を抑える……ウイルスや細菌は低温で繁殖しやすいため、高温になると繁殖が抑制される。
●白血球の機能を促進……高温になると、異物から体を守る白血球の働きが高まる。
●免疫機能が高まる……白血球の働きが活発になると免疫機能が高まる。

このように発熱は、体を守るために起こる生体防御反応。発熱自体は悪いものではありません。通常かぜの発熱は3日ほどで治まり、かぜの症状も1週間くらいでよくなります。
3歳くらいまでの子どもは免疫力が弱く、かぜや発熱を繰り返します。また子どもはウイルスを排除する力も弱いため、かぜをひくと中耳炎、気管支炎などの合併症を引き起こしやすくなります。3歳くらいまでの発熱は特に注意が必要です。