Q04 ストレスによる胃の病気にはどんなものがあるの?

胃炎、胃・十二指腸潰瘍、機能性ディスペプシアなど

ストレスによる胃の病気の代表は、胃炎と胃・十二指腸潰瘍。近年注目されている機能性ディスペプシアも、発症にストレスが大きくかかわっている病気です。
●胃炎……胃粘膜を守る血流や粘液の分泌低下、胃粘膜を攻撃する胃酸の分泌過剰により胃粘膜に炎症を起こす。胃痛、むかつき、嘔吐などの症状を伴う。
●胃・十二指腸潰瘍……胃炎と同様、胃粘膜を守る働きが低下。さらに、胃酸の分泌が過剰になり、胃や十二指腸の粘膜に潰瘍ができる。みぞおち周辺の痛みや胸やけを起こす。進行すると粘膜から出血し、吐血やタール便(黒色便)が観られることもある。
●機能性ディスペプシア……胃粘膜に炎症や潰瘍が認められない状態にもかかわらず、胃の痛みなど胃の不快症状が続く。神経性胃炎、ストレス性胃炎、慢性胃炎とも呼ばれる。
病院ではこうした症状に対し、内視鏡検査などを行った上で、薬物療法や生活指導による治療を行います。また、胃・十二指腸潰瘍や胃炎はピロリ菌が原因となっている場合も少なくありません。そのため、ピロリ菌の有無をチェックし、感染している場合は、薬の服用による除菌を行うことが一般的になっています。