Q03 子どもが百日咳にかかるとどんな症状が現れるの?

短く激しい咳が連続して起こります

百日咳菌に感染すると、通常7日間ほどの潜伏期間を経て、次のような経過で症状が現れます。なお、大人は子どもよりも症状が軽く治まる傾向にあります。

●カタル期(約2週間)……鼻水や咳など、軽いかぜのような症状が現れ、次第に咳の回数が増える。カタル期の初期が最も感染力が強い。
●痙咳期(2~3週間)……短く激しいコンコンコンという咳が連続して起こった後、ヒューという音を伴いながら苦しそうに息を吸う咳発作を繰り返す。

痙咳期に起こる咳発作には、次のような特徴が見られます。

●夜間に咳が多く出る。
●咳発作以外は症状が現れない。
●熱がない。
●咳のし過ぎで嘔吐する。
●顔面紅潮、目の充血、鼻血を伴う。
●息苦しさで皮膚が青くなる。

2~3週間かけて咳発作は次第に治まります(回復期)。冷たい空気に触れた時などに咳発作が起こる場合もあります。咳発作が治まるにつれて菌は排出されますが、百日咳の毒素はしばらく体内に残るため、治療しなければ咳が治まるには通常2~3カ月かかるといわれています。