Q08 大人の症状は子どもと違うの?

呼吸困難を伴わない原因不明の咳が続きます

大人の百日咳の特徴は、子どもの百日咳に見られる呼吸困難を伴う咳発作がないことです。また、症状の重さや咳が続く期間などにも個人差があります。例えば、強い咳が続いて肋骨を骨折する場合がある一方で、咳の症状が軽く自然と治まる場合もあります。
しかし、咳の症状がどんなに軽くても、百日咳は発症から約2週間のカタル期が最も感染力が強いことに変わりはありません。そのため、単なる咳として放置したり、受診が遅れると、家庭内に広がったり、周囲の子どもへの感染の危険性を高めてしまうことになるのです。
熱を伴わない原因不明の咳が2週間以上続く大人の約2割に、百日咳の疑いがあることも分かっています。咳が長引き、次のような場合は決して放置せず、百日咳を疑い、できるだけ早めに受診しましょう。

●2週間以上咳が続いている。
●嘔吐を伴う強い咳が続く。
●咳をし出すと止まらない。
●周囲に、熱を伴わない長引く咳をしている人がいる。