Q07 加齢臭って何? 女性にもあるの?

年齢を重ねると発生し男女共に起こります

 年齢を重ねると、皮膚の潤いを保つ役割を持つ皮脂の中に、パルミトレイン酸という脂肪酸と、過酸化脂質という物質が増加します。この2つが結びつき分解・酸化されると「ノネナール」というにおい物質が発生します。これがいわゆる「加齢臭」のもとです。
 加齢臭は男性特有のものと思われがちですが、女性も同様に起こります。男性は40~60代、女性は更年期後の60代以降に強くなる傾向があります。
 また加齢臭は、皮膚表面だけではなく、毛穴から出ることもあります。年齢と共に腸の機能が低下すると、老廃物としてにおい成分が多く生成されます。通常は肝臓で無臭化されますが、肝臓の機能も低下すると、血液と共に体内のにおい成分が全身を巡ります。これが毛穴から出ると、体臭となるのです。加齢臭もまた、生活習慣の改善と、よい汗をかくことで改善することができます。

においを抑える役割をもつ、女性ホルモン

 女性ホルモンは発汗を抑制する働きの他、においのもととなる皮脂の分泌や活性酸素を抑える作用があります。そのため女性ホルモンが減少する更年期以降には、酸化による皮脂の分解も加速し、男性と同じく「加齢臭」が発生しやすくなります。