Q09 簡単にできる夏の汗のにおい対策は?

汗をきちんと処理して「よい汗」をかくこと

 汗のにおいを予防するには、まずにおいの原因を断つことが大事です。ポイントは、次の3つです。

●汗を抑える……外出前には、制汗剤を使用する。汗を拭き、しっかり乾かしてから使用するとより効果的。においが特に気になる場合は、抗菌作用が強いタイプを使用するとよい。制汗剤は汗腺をふさぐことで汗の量を減らすため、広い範囲の汗腺をふさがないよう「部分的」に「短時間」利用する。
●濡れタオルでこまめに拭く……汗がにおいを発生するまでは約1時間。それまでに濡れタオルで、汗の成分や雑菌、皮脂汚れを取り除く。
●衣類に汗を染み込ませない……衣類に汗が染みると雑菌が繁殖しやすくなる。わき汗パッドや、消臭作用のある衣類などを上手に活用する。

 また、においを抑えるには、汗腺の機能を高めて、においを発生しない「よい汗」をかく体づくりをすることも大切です。
 汗腺は、使わなければ退化しやすい反面、よい汗をかくほど機能は高まり、短期間で眠っていた汗腺が目覚めるという特徴があります。汗腺の機能を高めるために、次のことに気をつけましょう。

●エアコンに頼り過ぎない……エアコンが利いた環境にばかりいると汗をかかなくなり、汗腺の機能が低下する。
●運動で汗をかく……汗をかき汗腺の機能を高める。ウォーキングなどがおすすめ。
夏でも湯船に浸かる……血行がよくなり発汗が促され、汗腺の機能が高まる。同時に、においのもととなる体内の乳酸が減り、体臭が軽減される。