Q03 ロコモティブシンドロームって何?

膝や腰が弱り、将来的に歩けなくなる状態です

国民生活基礎調査の結果、現在介護が必要となった約4人に1人が、骨・関節・筋肉などの運動器の衰えが原因であることが分かりました。これを予防するために日本整形外科学会が提唱したのが、ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称:ロコモ)です。ロコモは予備群を含めると約4700万人。40歳以上の男女の5人に4人がロコモ及び予備群と推定され、メタボに続く新たな国民病といわれます。
ロコモは、「骨」「関節」「筋肉」それぞれの働きが加齢によって低下することから始まり、次のような症状が現れます。
●膝や腰の痛み。
●膝関節の変形。
●筋力の低下。
●バランス能力の低下。
「骨」「関節」「筋肉」などの運動器は、それぞれの役割を持って連携し、体を動かしています。そのためどれか1つでも機能が低下すると、他の運動器にも障害が現れ始めます。すると、次第に歩行が困難になり、歩けない、立てない状態となり、介護が必要な状態となってしまうのです。
文部科学省による新体力テスト調査の結果(平成21年度)では、男女共に40代後半から体力が低下することが分かりました。ロコモ予防は40代からの対策が必要といえます。