Q06 骨はどのようにして衰えるの?

運動不足と加齢で骨の強度が低下します

骨は、破骨細胞による「骨吸収(破壊)」と、骨芽細胞による「骨形成(再生)」を繰り返し、常に生まれ変わっています。こうすることで、その時々の体重を支えるのに適した、強くしなやかな骨が保たれているのです。
この骨の破壊は性ホルモンの影響を強く受けます。しかし高齢になり性ホルモンが減少すると、破骨細胞の働きが抑えられず、そのスピードに再生が追いつかなくなります。すると、骨のカルシウムの量(骨量)が低下し、骨粗鬆症を招くのです。
骨量低下は、50歳前後から年間0.5~1パーセントの割合で進みますが、特に女性は閉経前後に急激な骨量低下が5~8年継続します。そのため骨粗鬆症の女性患者数は、男性の約2倍。骨量が低下すると、転倒した時に骨折しやすくなり、特に大腿骨近位部を骨折すると、寝たきりのリスクが高まります。
骨老化を予防するには、強度を保つための適度な負荷をかける運動が必要となります。また骨粗鬆症の症状は表に現れないため、3年に1度は骨密度検査を受けることも大切です。