Q06 内臓脂肪が原因で発症しやすい病気は?

糖尿病、心筋梗塞など生活習慣病全般です

内臓脂肪から分泌される生理活性物質の影響により、「脂質異常症」、「高血圧症」、「糖尿病」を発症しやすくなります。これらは単独でも動脈硬化を進める原因となりますが、複数重なると、さらに動脈硬化が進行して心筋梗塞、脳梗塞の危険性が約3倍に高まるという報告があるほどです。また、内臓脂肪は血管修復作用のあるアディポネクチンの分泌を減少させることにもなり、動脈硬化が進行して生命にかかわる病気のリスクを一層高めることになるのです。
それらの危険性を広く認識してもらうために生まれたのが「メタボリックシンドローム」という概念。メタボリックシンドロームの判断基準に「腹部肥満があり、脂質異常、高血圧、高血糖のうち、2つ以上に当てはまる」とあるのはそのためです。
また、痛風や脂肪肝も比較的多く見られる合併症であり、内臓脂肪を原因とする病気は非常に多岐にわたっています。