Q07 腹部肥満の判断基準は?

男性は85センチ以上 女性は90センチ以上

内臓脂肪の量は男女とも100平方センチメートル以上蓄積すると問題になりますが、それに相応するウエスト周囲径は男性で85センチ以上、女性で90センチ以上です。ただ、基準をオーバーしていなくても、ウエスト周囲径が身長の半分を上回っている人は内臓脂肪過多の疑いがあります。なお、ウエスト周囲径は腰の位置ではなく、おへその位置で測った周囲径が基準。その数値が基準を超え、さらに次のうち2項目以上に当てはまる場合にメタボリックシンドロームと診断されます。
●脂質異常(中性脂肪150mg/dL以上 かつ/またはHDLコレステロール40mg/dL未満)
●高血圧(上の血圧130mmHg以上 かつ/または下の血圧85mmHg以上)
●高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)
*メタボリックシンドロームの診断基準は再検討中です。

【標準体重の落とし穴】

標準体重の測定には、「BMI」(ボディー・マス・インデックス)という体格指数が用いられます。BMIは体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったものです。BMI22を示す体重が統計的に一番病気にかかりにくいことから、「標準体重」とされます。正常範囲はBMI18.5~25未満、肥満は25以上、高度肥満は30以上です。しかし、BMIだけでは筋肉と脂肪の割合が分からないので、BMIが肥満レベルに達していなくても、腹部肥満が進んでいるケースがあります。BMIが標準値だからといって、安心してはいけません。