Q03 膀胱炎とは、どんな病気なの?

膀胱に細菌が入り、炎症を起こす病気です

膀胱炎には大きく分けて、次の2つの種類があります。
●急性単純性膀胱炎……膀胱や尿道にもともと病気がない人の膀胱に細菌が入り、炎症が起こる。若い女性に多く、トイレを我慢し過ぎたり、性交渉がきっかけでかかることが多いといわれている。
●慢性複雑性膀胱炎……膀胱や尿道にもともと病気があることによって、細菌が膀胱にすみ着きやすくなり、発症する膀胱炎。特に、高齢者は膀胱の働きが弱る神経困性膀胱や、男性では前立腺が大きくなる前立腺肥大症や前立腺がんなどの病気が多くなる。そのため、うまく排尿できなくなり、排尿後も膀胱に多くの尿が残ってしまうと膀胱内で細菌が増殖し、炎症を起こしてしまう。
膀胱炎の原因となる細菌で1番多いのは大腸菌で、次に多いのが、腸の常在菌である腸球菌。他にも様々な細菌が原因となりますが、多いのはこの2種類です。細菌は排便などで体外に出た後に、何らかの原因で肛門から尿道へ侵入し、膀胱内で炎症を引き起こします。
膀胱炎を起こした時に細菌が腎盂まで侵入すると、腎盂腎炎を起こすことがあります。腎盂とは腎臓でできた尿が集まる腎臓内の部屋。病気の連鎖反応を防ぐため、日頃から感染・再発の予防を心がけましょう。