Q07 中性脂肪が基準値内なら何も問題はない?

「少し高め」からのケアが大切です

中性脂肪は、増え過ぎても何ら自覚症状がありません。症状がないからと放置しておくと、動脈硬化が進み、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞といった致命的な病気を引き起こすこともあるので注意が必要です。中性脂肪がどれくらいかは、血液検査を受けない限り分からないので、定期健診を欠かさず受け、早期発見、早期治療を心がけるようにしましょう。
また、基準値の150mg/dL未満だからといって、安心は禁物です。善玉コレステロールは中性脂肪値が130mg/dLくらいから減り始めることが確認されており、この段階でも動脈硬化を進めないための対処が必要となります。基準値はあくまでも目安と考え、中性脂肪値が「少し高め」であったり、前回の検査と比較して数値が高くなっている場合には、生活習慣の見直しなど早めのケアに取り組みましょう。
特に、血圧や血糖値が高い人や運動不足など中性脂肪値を高めやすい生活習慣がある人は、一層の注意が必要です。