Q02 骨粗鬆症ってどんな病気?

骨がもろくなり骨折しやすくなる病気

骨は丈夫な状態を保つために、破骨細胞によって古い骨を破壊する「骨吸収」と、骨芽細胞によって新しい骨をつくる「骨形成」とを繰り返して健康を保っています。これを骨代謝といいます。
ところが骨代謝のバランスが崩れると、骨吸収が骨形成の働きを上回り、骨量が減少します。すると、骨は「鬆」が入ったようになり、折れやすい状態に。これが骨粗鬆症です。
骨粗鬆症は自覚症状がないまま進行するのが特徴。気づかないうちに体の重みなどで背骨がつぶれる「圧迫骨折」には特に注意が必要で、次の症状が現れます。
●身長が低くなる……背骨を構成する椎体がつぶれ、その分、身長が縮む。
●背中が丸くなる……椎体の腹側がつぶれて、前かがみの姿勢になり、背中が曲がる。
●背中や腰が痛む……椎体がつぶれると激しい痛みが起きる。背中が丸くなったまま放置すると、背骨の周りの筋肉の緊張が続き、鈍い痛みが続く。