Q05 睡眠時無呼吸症候群の特徴は?

睡眠時の無呼吸や大きないびきなど

一晩(7時間以上の睡眠中)に10秒以上の無呼吸が30回以上生じる病態を睡眠時無呼吸症候群(SAS)といいます。さらにその原因によって次の3つのタイプに分類されます。

●閉塞型……最も多い。舌や上あごの奥がのどを圧迫し、上気道がふさがって呼吸ができなくなる。「ガーッ、ガーッ」と大きないびきの後に突然、一定時間呼吸が止まる。低酸素により眠っていた脳が活動して覚醒命令が伝わり、呼吸が再開される。
●中枢型……呼吸を調整している脳の中枢部の異常により無呼吸が起こる。いびきが少なく、夜中に目が覚めることが多い。
●混合型……「閉塞型」と「中枢型」が同時に存在する。

睡眠時無呼吸症候群の7割の人は肥満です。これは口腔内やのどの脂肪により気道が狭くなることが関係しています。
肥満は最も高い危険因子ですが、やせていても骨格的特徴により睡眠時無呼吸症候群になる人がいます。特に日本人はあごが小さく、睡眠中に舌と咽頭後壁(口の奥の突き当たりの壁)との距離が短くなるといった特有の骨格構造上の特徴があり、欧米人に比べてなりやすいといわれています。