Q06 睡眠時無呼吸症候群は体にどんな影響があるの?

昼間の不調や生活習慣病の原因に

眠っている間の症状なので本人の自覚はほとんどありません。しかし、無呼吸とその後の大きないびきの繰り返しによって、脳も体も十分に休むことができず、深い眠りを得ることができません。そのため熟睡感がなく、起床時の頭痛や昼間の強い眠気、居眠り、疲れ、だるさ、集中力の低下、いびきを繰り返すことによる口の渇きなどの症状を引き起こします。
また、自律神経の乱れやホルモン分泌への影響、酸素不足などにより、夜間頻尿や精神疾患、勃起不全、合併症として高血圧、心筋梗塞、心不全など生活習慣病の原因にもなります。
睡眠時のいびきや無呼吸は、生活習慣や眠る姿勢の指導の他、マウスピースによる治療や、鼻にマスクを装着し、気道が開くまで圧を上げる鼻CPAP治療によって改善することができます。
現在、日本には睡眠時無呼吸症候群の人は500万人いるといわれていますが、症状を自覚し、適切に対処できている人は多くありません。
気になる人は早めに専門医を受診し、治療を行いましょう。