Q08 夜、眠れないのはどうして?

精神的緊張や環境、食事などに原因が

睡眠障害には様々ありますが、「眠れない」という不眠の原因で最も多いのが精神的要因によるものです。大切な日の前夜などに「眠れないかも」という思い込みや心配事、ストレスなど精神の緊張状態が脳や体に影響を及ぼし、睡眠を妨げます。
その他、次のようなことも不眠の原因になります。

●環境……寝室の気温や騒音、光など。
●食事……覚醒作用のあるカフェインなどを含む飲料の摂り過ぎなど。
●生活のリズム……昼夜逆転の生活や時差ボケ。
●病気……うつ病、神経症など。

また、実際は問題なく眠れているにもかかわらず、「眠れない」と病院を受診する人がいます。これは「睡眠状態誤認」と呼ばれ、神経質で几帳面、不安を持ちやすいといった性格的なことも関係します。
不眠を心配するあまり悪循環を繰り返す人も少なくありません。ライフスタイルの改善から行い、日中の活動に支障が出る眠気や疲れがある場合は、かかりつけ医や専門医を受診しましょう。

【うつ病と不眠の関係は?】

ストレスなどによりうつ病にかかると、比較的早い段階で睡眠障害が現れます。「眠れない」と言って病院を受診した人にうつ病が発覚するケースもあります。うつ病による睡眠障害の場合、明け方に向かう2~3時に目覚めてしまい、朝まで眠れないといった特徴が見られます。うつ病は見逃していると長期化する場合があるので、不眠も1つのサインと知り、早めに対処することが大切です。