Q03 かぜをひいてしまったら?

温かくして安静に水分補給も大切

通常のかぜ(普通感冒)の場合は、安静にして回復を待つのが基本です。ひき始めに適切なケアをすれば、体が持っている治癒力で、大抵は1週間前後で治ります。ただし、高熱や悪寒、頭痛、筋肉痛などの全身症状が突然強く現れた場合はインフルエンザが疑われるので、早めに病院を受診してください。
ホームケアのポイントは、次の通りです。

●安静にして休む……ウイルスに対する抵抗力を落とさないよう、無理をせずに家で安静に過ごす。他人への感染を防ぐためにも、人混みは極力避ける。
●乾燥を防ぐ……鼻やのどの粘膜の抵抗力を高めるため、室温は20~25度に、湿度は40パーセント以下にならないよう保つ。
●マスクを着用……鼻やのどの粘膜の保湿・保温効果と、周囲への感染を防ぐ効果がある。
●水分を補給……熱が出ると脱水症状を起こしやすいので、水、ジュース、スポーツドリンクなどをこまめに摂る。乳幼児や高齢者は特に注意。
●消化のよい食事……できるだけ栄養価が高く、胃に負担をかけない物を。食欲がなければ無理に食べなくてもよい。
●かぜ薬の服用……かぜのひき始めなら、市販の総合感冒薬をのんでしっかり休養すれば、悪化を防止できる。

入浴は、発熱や鼻づまりの症状が強い時は控えたほうが無難ですが、基本的には問題ありません。湯冷めしないよう、すぐに床に就ける準備を整えて、さっと入るようにしましょう。

【睡眠は1番の特効薬】

軽いかぜぐらいで仕事を休めないという人は多いと思いますが、無理を続けると、こじらせることになりかねません。仕事は休めないにしても、残業を避けて早めに帰宅するなど、できるだけ体の負担を減らすように努めましょう。特に睡眠は大事。しっかり睡眠をとることで体力が回復し、ウイルスへの抵抗力も高まります。寝る前に栄養ドリンクを飲むのも有効です。ただし、カフェインで眠れなくなる人は、カフェインが含まれていないタイプを選びましょう。