Q04 かぜをこじらせるとどうなるの?

かぜは万病のもと軽く考えるのは禁物

「かぜは万病のもと」といわれるように、かぜをこじらせると治りにくいだけでなく、二次感染から合併症を引き起こすこともあり、注意が必要です。
合併症は、かぜのウイルスによって傷ついた粘膜に新たに細菌などがとりつき、抵抗力が落ちた細胞に感染することで起こります。合併症として多いのは、気管支炎、中耳炎、副鼻腔炎、肺炎、髄膜炎など。肺炎の場合、重症化して命にかかわることもまれではありません。
特に、乳幼児、高齢者、基礎疾患のある人は抵抗力が弱いため重症化しやすい傾向があります。また、持病のある人はかぜを機に病気が悪化するケースもあり、ただのかぜと軽く考えて放置しないことが大切です。次のような症状が見られた場合は二次感染を疑い、早めに医療機関を受診しましょう。

●1週間以上治らない
●高熱が続く
●咳が多く、苦しい
●黄色や黄緑色の膿のような痰が出る
●呼吸数が増える、減る
●脱水症状を起こす

子どもは症状が急変しやすく、症状がうまく伝えられないので、親がよく観察して異変を見逃さないことが大切です。乳幼児では、機嫌が悪い、ぐずって眠らない、食欲がないといった症状に注意を。高齢者ははっきりした症状が現れにくい傾向があります。いずれも、日々の様子に変化があった場合には注意が必要。かぜの症状が長引く場合は早めに受診してください。