Q01 耳の構造と働きは?

音を伝えたり、バランスをとる働きがあります

耳には主に、「音を伝える働き」と「バランスを保つ働き」があります。耳の構造は、入口から外耳、中耳、内耳の3つに分けられ、「音を伝える働き」にかかわる蝸牛と、「バランスを保つ働き」にかかわる三半規管は、一番奥の内耳にあります。これらは隣り合っているため、どちらかに障害が起こるともう一方にも影響を及ぼし、症状として難聴や耳鳴り、めまいが同時に起こることがあります。代表的な内耳の病気には、突発性難聴とメニエール病があります。

音を伝える働き
「蝸牛」はリンパ液で満たされており、音を伝える神経細胞である「有毛細胞」が並んでいます。音の振動がリンパ液に伝わって有毛細胞を刺激すると、電気信号が発生して脳に伝わり、音として認識されます。

バランスを保つ働き
「三半規管」もリンパ液で満たされています。体が動くと、この三半規管内にあるリンパ液が動いて電気信号を発信。これが脳に伝わると、バランスを保つように、脳から目や全身の筋肉に指令が送られます。