Q05 メニエール病ってどんな病気?

ストレスをきっかけにめまいが起こります

原因は不明ですが、メニエール病になると、蝸牛のリンパ液が増えて水ぶくれの状態になります。その水ぶくれが“音を伝える”役割をもつ蝸牛を圧迫すると、低い音が聞こえにくい、耳が詰まったように感じるなどの難聴や、ブーンという低い耳鳴りが現れます。さらに水ぶくれが進んで“バランスを保つ”役割をもつ三半規管を圧迫すると、ぐるぐる回るようなめまいが10分~数時間起こります。
突発性難聴と症状が似ていますが、メニエール病では、
めまいが繰り返し起こるのが特徴。そして多くの場合、めまいが起こる前に、両方の耳に難聴や耳鳴りなどの前触れが現れます。
めまいは自覚症状を強く感じやすいといわれる一方で、難聴や耳鳴りは、気のせいなどと放置しやすい傾向があります。さらにメニエール病では、めまいや難聴が起こってもしばらくすると元に戻るため、繰り返すうちに慣れてしまい、受診が遅れるケースが少なくありません。
しかし放置すると、蝸牛の水ぶくれが進行して聴力はどんどん低下します。やがてリンパ液を包む膜が破れると、聴覚障害が元に戻らない恐れがあります。治癒の可能性を高めるためには早期治療が肝心。聴覚症状が現れたら、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
発症しやすいのは、30代後半~40代前半の女性。特に強いストレスや疲労がきっかけとなる場合が多く、次のようなタイプに起こりやすい傾向があります。
●几帳面で神経質
●やせ気味
●睡眠不足
●疲労が強い