Q04 ものもらいは、なぜ起こるの?

体の抵抗力が落ち、細菌が増殖するからです

ものもらいは主に関東での呼び方で、関西では「めばちこ」などとも呼ばれています。まぶたの縁や内側に生じたできもののことで、まつ毛の毛根やマイボーム腺に細菌が感染して腫れや痛みなどが起こります。
原因となる主な細菌は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌など、皮膚の表面に常に存在している常在菌です。普段は悪影響を及ぼさない菌ですが、体の抵抗力が落ちると増殖し、ものもらいを引き起こします。種類には次のようなものがあります。
●麦粒腫……まつ毛の毛根やマイボーム腺に細菌が感染し、炎症を起こして腫れや痛み、化膿などの症状が生じた状態。まつ毛の毛根にできたものを外麦粒腫、マイボーム腺にできたものを内麦粒腫という。
●霰粒腫……マイボーム腺の出口が詰まってできるしこり。内麦粒腫の膿が出きらず霰粒腫に移行することもある。
●マイボーム腺炎……マイボーム腺がふさがり、細菌に感染して炎症が起きた状態。腫れや痛み、化膿を伴う。炎症の後、米粒のような硬い芯が残り(マイボーム腺梗塞)、マイボーム腺を詰まらせることがある。この状態にさらに細菌が感染し、痛みや赤みが生じる場合もある。
医学的にものもらいとは麦粒腫のことをいいますが、一般には霰粒腫やマイボーム腺炎なども含むことがあります。