Q02 秋から冬に流行しやすい感染症は?

季節性インフルエンザやノロウイルス胃腸炎など

多くの場合、私たちは1年を通じて様々な感染症にかかりながら、病原体に対する免疫力をつけています。症状が軽いため感染したことに気づかない場合もありますが、中には強い感染力で大流行したり、重い症状を引き起こしたりする感染症もあるため注意が必要です。秋から冬にかけて特に流行しやすいのは、次の感染症です。

●季節性インフルエンザ……主に感染者の咳やくしゃみの飛沫を浴びたり、吸い込んだりして感染する。感染者の飛沫に触れた手で鼻や口の粘膜に触れることで感染することもある。高齢者がかかると重症化しやすい。

●ノロウイルス胃腸炎……ノロウイルスが付着した食物(カキやアサリなどの二枚貝に多い)を生や加熱不十分のまま食べたり、感染者の排泄物や嘔吐物に触れたりして感染する。乾燥した患者の嘔吐物から発生した微粒子(エアロゾル)を吸い込んで感染することもある。高齢者がかかると重症化しやすい。

●RSウイルス感染症……ウイルスが付着した物を触った手で鼻などの粘膜に触れたり、感染者の咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだりして感染する。2歳までにほぼ全員が一度は感染するが、生後6カ月未満の乳児は重症化しやすく、 細気管支炎や肺炎を引き起こすことがある。