Q02 骨は常に生まれ変わっているって本当?

1年間で約1割の骨が新しくなります

骨は一生の間、常に古い骨を溶かして新しい骨をつくる、という作業を行っています。これを「骨代謝」といいます。
骨が古くなると、破骨細胞が骨の表面に集まって、酸や酵素で骨を溶かします(骨吸収)。骨が溶けたくぼみに骨芽細胞が集まってコラーゲンを分泌し、カルシウム分を沈着させて新しい骨をつくります(骨形成)。骨吸収は過剰にならないよう、女性ホルモンなどが抑制することでバランスを保っています。こうして1年間で約1割、7年で約半分の骨が新しくなるといわれています。
人間の体で骨の重さは、体重の約5分の1を占めています。骨は、体を支え、外部の衝撃から臓器を守るために丈夫でなければいけません。しかし骨が重過ぎると、体を動かすのに膨大なエネルギーが必要に。そのため骨は、重過ぎず弱過ぎず、その時々の体重と運動量に最適な強さを保つために、日々生まれ変わっているのです。また骨代謝により、血中のカルシウム濃度も維持されています。