Q02 乗り物酔いが起こるのはなぜ?

揺れなどの刺激で脳が混乱するためです

乗り物に乗ると通常、私たちの内耳、目、筋肉・関節は次のような刺激をキャッチします。

●内耳……揺れやスピードに伴い、三半規管内のリンパ液や耳石器内の耳石がかき乱されることによって受ける刺激。
●目……景色がめまぐるしく変わることによって受ける刺激。
●筋肉・関節……激しい揺れや振動によって受ける刺激。

混乱したままの情報を受け取った大脳は、それらを正常に処理できず「不快」と判断。すると脳の視床下部が反応して自律神経の働きが乱されます。
血圧や呼吸、胃腸の働きなどをつかさどる自律神経が乱されることで、一時的に吐き気や嘔吐、めまいなど不快な症状が現れます。この症状を乗り物酔いといいます。
乗り物酔いは誰にでも起こりうるため、一般的に病気という認識は低いですが、ひどくなった場合は「動揺病」と診断されることがあります。