Q03 どうして予防接種が必要なの?

感染症の発症や重症化を防ぐためです

感染症はウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入して、細胞を攻撃することで起こる病気です。感染症を防ぐためには、主に次の3つがあります。

●消毒・殺菌……感染の原因を絶つ対策。病原体が付着している物を消毒・殺菌し、病原体が拡散するのを防ぐ。
●手洗い……病原体が体内に侵入する経路を絶つ対策。手を介して、鼻や口から病原体が体内に入り込まないようにする。
●予防接種……体内に侵入した病原体から体を守るための対策。ワクチンをあらかじめ体内に入れて、病原体を退治する免疫力を意図的につける

このように病原体が体内に侵入しないようにするには、消毒・殺菌、手洗いが有効ですが、体内に侵入した場合に備え、体を守るための方法として予防接種が有効です。予防接種の役割は次の3つです。

●発症を防ぐ……病原体の増殖や細胞への攻撃を抑え、発症を予防する。
●重症化を防ぐ……発症しても、症状が重くなるのを防ぎ、軽症に抑える。
●感染拡大を防ぐ……子どもや高齢者、妊婦など周囲の人に感染させるリスクを軽減する。