Q06 大人が受けたほうがよい予防接種は?

インフルエンザや肺炎球菌ワクチンなど

感染症には様々なものがありますが、大人がかかると悪化しやすく、命にかかわる感染症もあります。次のような人は特に予防接種がすすめられます。

●免疫力が低下している人など……糖尿病の人や、ストレス、過労、睡眠不足などの人は感染すると、悪化しやすい。

●高齢者……加齢で抵抗力が低下しているため重症化しやすい。高熱などの症状が現れにくく、治療が遅れることがある。
●妊婦……胎児を「異物」とみなして排除しないように免疫力が低下していることから、感染しやすい。風疹や麻疹などのウイルスに感染すると胎児に影響が出る、または妊娠経過に異常をきたす可能性もある。

ワクチンで予防できる感染症には次のものがあります。

●インフルエンザ……38度以上の急激な発熱に、筋肉痛・関節の痛みを伴うなど、強い全身症状が現れる。
●肺炎球菌による肺炎……高熱に加え、激しい咳が続いたり、黄色や粘り気がある痰が出たりする。悪化すると命にかかわることもある。
●風疹……発熱し全身に発疹が現れる他、耳の後ろや首のリンパ節が腫れる。大人が感染すると重症化しやすい。
●麻疹(はしか)……39度以上の高熱と発疹が現れる。感染力が非常に強い。大人の場合、重症化しやすく、命にかかわることもある。

ワクチンの種類によって効果の持続期間や接種する回数、接種が奨励されている年齢が異なります。

【過去の接種歴が分からない時は?】

母子手帳で子どもの頃の接種記録を確認する他、血液検査によって抗体の有無を調べる方法があります。風疹や麻疹のワクチンの場合は、免疫のある人が接種しても体に害がないため、受けたかどうか分からない場合は「ない」と考えて予防接種を受けたほうが病気を防ぐ上で有利です。