Q02 冷える原因は、寒さ以外にもあるの?

ストレスや不規則な生活も冷えの原因に

体には、重要な臓器が集まる体の中心部を一定の温度に保とうとする働きがあります。外気温が低い時は、体温を維持するために自律神経が働き、血管を収縮して手足にまわる血流を減少させ、血液を体の中心に集めます。そのため、中心温度は下がりませんが、手先や足先などの末端まで血液が行きわたらず、体感として冷えを感じます。
その他、次の原因により、熱を全身に伝えたり、酸素や栄養を運んだりする血液の役割が阻害されると、冷えが生じます。

●自律神経の乱れ……ストレスや不規則な生活は、自律神経の働きを乱す。すると自律神経が調整する血流が悪くなり、冷えが生じる。
●血液の状態が悪い……貧血や低血圧の場合、酸素や栄養をきちんと届けられなくなり、冷えが生じる。
●女性ホルモンの乱れ……女性ホルモンと自律神経は脳の視床下部でコントロールされている。ストレスを受けたり更年期になったりして女性ホルモンの分泌が乱れると、自律神経にも影響を及ぼし、冷えが生じる。

冷え症とは

東洋医学では、冷えは「冷え症」という病気として捉えています。「冷えは万病のもと」といわれるように、冷えると、肩こりや腰痛をはじめ、様々な不調が起こりやすくなります。冷えの感じ方は様々ですが、外見は血色もよく、健康そうでも、本人が冷えを感じている場合は冷え症だといえます。