Q02 冬の皮膚はどんな状態?

角質層の水分が失われ刺激を受けやすい状態です

 健康な角質層には約20パーセントを占める水分が含まれています。その水分は皮膚がつくり出すセラミドなどの保湿物質によって保持されていますが、加齢と共に保湿物質をつくる力が弱まってくると、水分が蒸発しやすくなります。湿度が下がり空気が乾燥する冬は、皮膚から奪われる水分量が増加。皮脂膜もつくられにくくなります。こうして角質層の乾燥が進むと、角質細胞が縮んだりはがれたりしてすき間ができます。このすき間からさらに皮膚内部の水分が蒸発すると、ほこりや細菌、紫外線といった異物や刺激が侵入し、肌荒れの原因になります。
 冬場は気候の影響だけでなく、職場や家庭でもエアコンを使用することが多いため、室内は常に乾燥状態に。その他、電気毛布や電気カーペットなどを使うことでも角質層の水分は蒸発し、皮膚の乾燥が進みやすくなります。