Q05 どうして虫歯になるの?

虫歯の原因菌が歯を溶かすからです

 口の中には、300~700種類もの細菌が生息しています。虫歯の原因菌もその中の1つです。
 食事を摂ると、糖質と口の中の細菌によりプラーク(歯垢)がつくられ、歯の周りにつきます。プラークの中の細菌は、食事に含まれる糖質を材料に酸を放出。するとプラークは酸性になるため、付着している歯の表面のエナメル質からカルシウムとリン酸が溶け出します(脱灰)。この段階では、まだセルフケアにより再石灰化が可能な初期虫歯です。
 しかし脱灰が進むとエナメル質が減って穴が開き、虫歯は一気に進行します。こうなると歯科での治療が必要です。
 また、唾液に含まれるカルシウムやリン酸は、日常的に歯の表面のエナメル質を修復し、脱灰による虫歯の進行を防いでいます(再石灰化作用)。そのため、初期虫歯であれば、日頃のケアによって健康な歯に戻すことが可能です。