Q03 更年期に便秘になりやすいって本当?

自律神経が乱れやすいため便秘になる人が増えます

 理想的な腸内環境を保つ上で、便秘は大敵。「便秘=悪玉菌優位」となります。加齢と共に筋力や体の機能が低下すると、ぜん動運動も自然と低下し、便秘になりやすい状態に。このため、高齢になるに連れ、善玉菌よりも悪玉菌が優位になる傾向があることが分かっています。加えて、男性よりも女性が便秘になりやすいのは、女性特有の要因も影響するためです。
 特に更年期は、女性ホルモンのバランスが崩れて自律神経が乱れがちに。すると、自律神経によってコントロールされているぜん動運動も悪くなり、便が滞りやすくなります。また、更年期には倦怠感や気分の落ち込みなどの不調が現れやすいため、ついつい体を動かす機会が減ってしまいがちになることも便秘を招くと考えられます。その他、月経前に便秘になる女性も多いのは、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が高まることで、ぜん動運動が抑えられてしまうからです。
 便秘を「いつものこと」と放っておくと、さらに悪玉菌がどんどん増えて悪循環になってしまいます。便秘になりやすい年齢や時期を意識して、腸内環境を整えるケアを心がけるようにしましょう。