Q03 副鼻腔炎って何?

副鼻腔の粘膜に炎症がある状態のことです

 かぜのウイルスや細菌などにより、副鼻腔の粘膜に炎症が起こっている状態を「副鼻腔炎」といいます。副鼻腔に、ウイルスや細菌、カビなどが直接感染する他、鼻かぜなどで起こった鼻腔粘膜の炎症が、自然口を通じて副鼻腔の粘膜に広がることで発症する場合もあります。
 副鼻腔の粘膜が炎症で腫れて自然口が塞がると、副鼻腔の分泌物を排泄することができず、副鼻腔内に膿がたまります(好中球性副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症)。通常1~2週間で治りますが(急性副鼻腔炎)、放置して悪化したり、炎症を繰り返したりして、副鼻腔炎が3カ月以上続く場合は慢性副鼻腔炎と診断されます。
 急性のうちは容易に治療ができますが、慢性化すると完治が難しくなります。慢性化を防ぐには、早い段階で適切な治療を行うことが大切です。Q5で挙げるような症状がみられたら放置せず、耳鼻咽喉科を受診しましょう。