Q05 どんな症状が起こるの?

主に鼻水、鼻づまり、嗅覚障害が起こります

 副鼻腔炎では、主に次の症状が現れます。

●鼻水……鼻の粘膜の炎症が続くと、粘液の分泌が促進されて鼻水が出る。
●鼻づまり……炎症により鼻の粘膜が腫れたり、鼻腔内に鼻水がたまったりして鼻づまりを起こす。
●嗅覚障害……鼻づまりを起こすと、鼻腔の天井にある嗅粘膜ににおいが届かず、においが分からなくなる。

 これらの症状は、副鼻腔炎のタイプで現れ方が異なります。

●好中球性副鼻腔炎……細菌と戦った白血球の死骸(膿)が鼻水に混ざり、黄色や緑色のドロッとしたにおいのある鼻水、鼻づまりが起こる。鼻水がのどに流れて、痰のからんだ咳が出る。特に頬の奥にある副鼻腔(上顎洞)に膿がたまりやすいため、頬や鼻周囲・額の痛み、顔やまぶたの腫れなどが起こる。慢性になると、鼻粘膜に鼻たけができたり、頭重感、嗅覚障害などが現れる。
●好酸球性副鼻腔炎……クリーム色でネバネバした鼻水、鼻づまりが起こる他、早期から、鼻たけや嗅覚障害が起こりやすい。目と目の間の副鼻腔(篩骨洞)に膿がたまりやすいため、目の疲れ、頭重感、頭痛などが現れる。ぜんそくを合併しやすい。
●アレルギー性副鼻腔炎……サラサラした鼻水が出る。花粉症の人は原因となる花粉の飛散時期に起こりやすく、ハウスダストが原因の人は通年症状が現れやすい。

「鼻たけ」とは
 鼻たけとは、副鼻腔炎により粘膜の炎症が続くなどして、腫れが戻らなくなったもののことです。副鼻腔の自然口付近にできやすく、副鼻腔炎の慢性化や鼻づまりの原因になります。