Q03 どんな人がどんな時に発症するの?

アレルギー体質かつ抗体が一定量に達した時です

 花粉症にかかるのは、花粉に反応して体内にIgE抗体をつくる体質(アレルギー体質)の人のみ。この抗体ができない体質の人は、目や鼻の粘膜に花粉がついても症状は出ません。
 またIgE抗体をつくる体質であっても、生まれた時から症状が出るわけではなく、発症までにある程度の期間がかかります。花粉症はIgE抗体が体内である一定量に達し、化学伝達物質を放出した時に初めて症状として現れます。よく「突然花粉症になった」という声を聞きますが、これは急に体質が変わったのではなく、もともとIgE抗体をつくる体質の人がある時を境に「発症」した、ということなのです。
 現在、日本人の25パーセントがスギ花粉症を患っているといわれていますが、その原因となるIgE抗体をつくる体質の人は、実に日本人の75パーセント。発症しているのはそのうちの3分の1で、残りの3分の2の人はこれから発症し得る「花粉症予備群」ということになります。
 体内に入る花粉の量が多ければ多いほど早期に発症し、逆に、IgE抗体をつくる体質でも、花粉に接する機会が少なければ、発症を遅らせることができます。