Q07 病院での治療法は?

アレルギー診断を行い、薬物療法で改善させます

 病院では、まず抗原が何であるかを検査・診断します。その結果をもとに、抗原の除去や回避方法の指導、症状を予防・緩和するための薬物療法を行っていきます。
 薬物療法は症状やライフスタイルなどに応じて内服薬、点鼻薬、点眼薬を処方します。

 主に、くしゃみ、鼻水など鼻の症状全般を改善する抗ヒスタミン薬(第2世代)、鼻づまりに有効なロイコトリエン拮抗薬やトロンボキサンA2拮抗薬、アレルギー反応を抑えるケミカルメディエーター遊離抑制薬やTh2サイトカイン阻害薬などが内服薬として使われます。
 点鼻薬(スプレー)にはステロイドや抗ヒスタミン薬、血管収縮薬が含まれ、症状に合わせて使い分けます。点眼薬としては抗ヒスタミン薬が主に使用されます。
 薬をなるべく使用したくない、あるいは薬物療法では十分な効果が得られない場合は、次の治療を行うことがあります。

●減感作療法……抗原のエキスを少量ずつ注射。花粉に対する反応を弱め、アレルギーが起こらない体質に改善する。
●手術療法……強い鼻づまりなどの症状に対し、レーザーによる手術を行う。

 特に初めて発症した時は早めに病院を受診し、まずアレルギー診断を行いましょう。抗原が何かをしっかりと確認した上で、自分の症状と環境に合わせて治療法を選択していくことが大切です。