Q03 なぜ、腸内環境が悪いとガスが増えるの?

大腸の悪玉菌が異常発酵を起こしてしまうから。

 人の腸内にはたくさんの腸内細菌がすみつき、腸内フローラ(細菌叢)を形成しています。腸内細菌の中には健康によい影響を与える菌(善玉菌)もあれば、有害な菌(悪玉菌)もあり、それらのバランスを「腸内環境」と呼んでいます。よい腸内環境とは、腸内細菌のうち善玉菌が優勢になっている状態のことを指し、腸内環境の乱れとは、善玉菌が減って、悪玉菌が増えている状態をいいます。
 腸内環境がよいと、小腸で消化されなかった食べカスは大腸内でよい発酵を起こしますが、腸内環境が悪いと異常発酵を起こし、腸内にガスを発生させてしまいます。また、人によっては消化しにくい食物繊維を摂り過ぎたり、消化酵素が少なくて消化が十分にできなかったりすることも、ガスを増やす原因となります。悪玉菌がタンパク質や脂肪を分解してアンモニア、硫化水素、メチルメルカプタン、インドールなどの有害物質ができると、おならのにおいが強くなります。
 善玉菌と悪玉菌のバランスは食事や加齢などいろいろな要因で変化しますが、ストレスも大きく影響し、腸内環境を乱す原因となるので注意が必要です。